ペーター・ベーレンス 画家

ペーター・ベーレンス

ペーター・ベーレンスはドイツの建築家・デザイナーです。

ベルリンにあるAEGタービン工場が有名です。
また彼のスタジオには、ル・コルビュジェ ミースファンデルローエ ウォルター・グロピウスがはたらいていました。

これからペーター・ベーレンスについて解説していきます。

画家としてのペーターベーレンス ミュンヘン分離派

ペーター・ベーレンスは最初は画家としてキャリアをスタートさせました。

ベルリン芸術祭 に出品 大きく目を引くことになる

ミュンヘン分離派に参加

日本の浮世絵の影響で木版画を手がけるようになります

ベーレンスの木版画の多くは、とても大きく1896年「嵐」 「睡蓮の上の蝶々」 「接吻」などはその典型です。

「嵐」

睡蓮の上の蝶々

接吻

彼の木版画は雑誌「パン」などに掲載されました。

アーツ・アンド・クラフツ運動

ベーレンスは芸術活動を磁器、ガラス、家具へと広げ画家としての仕事は少なくなりました。

「手工芸のための工房連盟」を先行するミュンヘングループに参加し、ワイングラスや陶器をデザインしました。

ダルムシュタット芸術家村

ドイツのエルンスト・ルードヴィヒ大公は、ダルムシュタットを新しい芸術運動(アールヌーヴォー)の中心地にしたいと考えました。

大公によってパリ・ウイーン・ミュンヘンなどから7人の芸術家があつめられました。

その一人がベーレンスです。

ここで、自分の家を建てる機械が与えられました。

この建物は、ベーレンスの最初の建築作品です。